保有のみの自動車ユーザー

2002年のレンタカー保有台数は280千台強、10年間の成長率30％と底堅く成長しているものの、ここ数年は成熟の様相を見せており、大手広域レンタカー事業者の寡占状態となっている。とりわけオリックスレンタカーは、イフコレンタカー、エックスレンタカーに続きジャパレンを傘下におさめ、トヨタを意識した拡大路線をひた走っている。

そこで今回は、首都圏・大阪圏に居住する自家用車を保有する18歳以上のインターネットユーザー500名(男・女各々250名)を対象にレンタカー利用の現状と今後の需要拡大の可能性調査を2003年10月28日に実施した。

現在、保有している自家用車の主な用途は『日常の買い物・用足し』78.6％、『レジャー』72.0％、『通勤・通学』31.0％と続いている。1週間あたりの運転日数では、『2、3日』33.8％、『7日（毎日）』24.8％、『4、5日』、『1日以下』と続く。